「わたしは、ラッキー!」タロアウトに聞く、おまじないのヒミツ
さまざまなファッションブランドや百貨店とコラボし、キャラクターデザインを手がけるタロアウトさん。あたたかみのあるキュートなキャラクターが人気です。今回、そんなタロアウトさんとのコラボレーションが実現。一体どのようにQ&Q SmileSolarを彩ってくれたのか。ここでは、デザインに込めた想い、そしてタロアウトさんご自身のお話を伺いました。
|タロアウトさんのお宅に訪問!
―今回は、なんとタロアウトさんのご自宅にお邪魔しています!本日はどうぞよろしくお願いします。
タロアウトさん:なんだか緊張するな(笑)よろしくお願いします。
キャラクターアーティスト タロアウトさん
―ステキなご自宅ですね。いつもこちらでお仕事を?
タロアウトさん:ええ。作業場も兼ねています。
―ここでいろんなキャラクターたちが誕生しているんですね。なんだか感激です!タロアウトさんは、制作をする際どんなことを意識されていますか?
タロアウトさん:誰も傷つけないデザインを心がけています。たまに「毒っぽいキャラを描いてみては?」とご提案いただくことがあるんです。だけど、そのキャラクターで傷つく人は少なからずいると思っていて。100%徹底することは難しいかもしれませんが、できる限り意識をして制作していますね。
―タロアウトさんが描くキャラクターは、どれもあたたかみが感じられるやさしいキャラクターばかりですよね。
|気になったらトライして、変化をたのしむこと
―タロアウトさんは普段、どのように過ごされていますか?
タロアウトさん:友人を招いて食事会を開いたり、駅伝に参加したり、アクアスロンに挑戦したり。ここ数年、とてもアクティブに活動しています。
―いろんなことをされているんですね!
タロアウトさん:以前はそういうタイプではなかったんです。仕事柄、自宅に引きこもって作業することが多いので、人と会う機会が少なくて。ある時、友人に「走りましょう」と誘われたことを機に徐々にアクティブに。走ることも最初は乗り気ではなかったのですが、やってみるとすごく楽しくて。同じ人に「料理もしなさい」と言われて料理もするようになりました。教わるうちに、ハマっちゃって。そしたら、友人を招いて料理を披露したくなりました。
―そして、食事会を開かれているんですね。
タロアウトさん:ええ。「タロ ア ターブル」と題して、いろんな人をお招きしておいしい料理を楽しむ会を不定期開催しています。
―タロアウトさんがお一人でおもてなしをされるんですか?
タロアウトさん:いいえ。おもてなしは大変なので(笑)
一度だけチャレンジしたことがあるのですが、一人分とは訳が違い、人数分の料理を用意するのに大苦戦。2時間以上も待たせてしまったんです。それ以降、みんなで作ったり、持ち寄るスタイルに変えました。一緒に作る楽しさも味わえ、無理せず続けられるなと。
―おもてなしって大変…。無理なく楽しむのが一番ですね!先ほど「アクアスロン」という気になるワードがでましたが。
タロアウトさん:マイナーな競技ですが、トライアスロンの自転車競技がないものを想像してもらえると良いかと。アクアスロンに挑戦しようと思ったのは、ランニングで足を痛めたことがきっかけ。走れなくて退屈していると、友人から「水泳をしてみては」と勧められたんです。でも僕カナヅチで、一切泳げなかったんですよ。
―そうだったんですか!はじめるには、なかなか勇気が必要だったのでは?
タロアウトさん:そうですね。でも、これは良い機会だと思いスクールに通いはじめました。2年間かけて5キロ泳げるようになったんです。
―5キロも!?すごい!
タロアウトさん:それで、せっかく泳げるようになったので、友人とアクアスロンの大会に出ることに。
―海で泳ぐのは怖かったのでは?
タロアウトさん:めちゃくちゃ怖かったです。だから、海練をやっているチームに参加させてもらって猛特訓。だけど、初心者クラスで参加したものの、あまりの怖さに一人だけ脱落してしまいました。アクアスロンの大会には友人と4名で参加する予定だったのですが、このままだと帰りは3人なるぞと危機感を覚えて、短い距離で開催されている大会に一人で参加し予行練習しました。
―大会はどうでした?
タロアウトさん:出場した会場の海が、海藻や魚が見えるくらい美しく、波も穏やかで、とても楽しく泳ぎきることができました。
―素晴らしいですね。ただ今年は、新型コロナウイルスの影響により気軽に集まったり、そういった大会に参加できなかったのでは?
タロアウトさん:そうなんです。仕事自体はいつも一人なので影響はなかったのですが、プライベートで人と会う機会が減り、何かがスッポリ抜け落ちた感覚でしたね。僕にとって、仲間と過ごす時間はかけがえのないものだったんだなと改めて実感。以前は一人で家に閉じこもることが当たり前だった自分の変化に、少し驚きもしました。
―いろんなことにトライする中で、新たな喜びや楽しみを発見されていたんですね。そんな不安な自粛期間はどのように過ごされていたんですか?
タロアウトさん:子供の頃から憧れていたピアノを独学ではじめました。
―ピアノですか!
タロアウトさん:はじめるなら今だなと。
―すごい。どんな曲を練習されているんですか?
タロアウトさん:ジャズを中心に練習しています。将来、老人ホームで華麗にジャズピアノを演奏して、最後のモテ期を味わうためです(笑)
練習の成果を披露するタロアウトさん。楽譜を見ずに演奏!
―まさかのモテ期ですか!(笑)
タロアウトさん:今から始めたらかなり上達すると思うんですよね。未来のためにこれからも特訓します!
―いろんなことにチャレンジされているタロアウトさんの毎日は、とても充実していて楽しそうですね!
|「わたしはラッキー!」そう思える時計
―コラボウォッチ、ついに完成しましたね!
タロアウトさん:実物を見るのは今日がはじめてです!いやぁ、うれしいですね。
―タロアウトさんは環境省アンバサダーとしても活動されていますね。Q&Q SmileSolarもソーラー電池を採用していたり寄付活動を行っていて、SDGsという観点で、タロアウトさんと共通するものがあるなと思いお声かけさせていただいたんです。
タロアウトさん:ありがたいです。2015年から環境省アンバサダーとして活動していますが、もともとは無関心だったんです。最初は、エコとは何か。どう行動することが未来のしあわせに繋がるのかを考えることからはじめました。二酸化炭素を減らそう、そのために何かを我慢しようと呼びかけることはもちろん大事です。ただ、いろんなことを我慢して僕らは本当にしあわせになれるのかな?とも思うんです。これは僕の意見ですが、未来のために動くことが必要ならば、我慢よりもワクワクしたり、心が豊かになることをしたいと思うんです。例えば、欠けたお茶碗を金継ぎしたり、古いものをリメイクしたり。物を長く大切に使うことは暮らしや心が豊かになり、未来につながるはず。自分がアンバサダーとして何を伝えるべきなのか、まだ模索している途中だけど、キャラクターをメッセンジャーに、そんなことを伝えたいと思っています。
―なるほど。ステキな考えだと思います。
タロアウトさん:だから、自然の力で持続的に動くQ&Q SmileSolarとのコラボレーションは僕の考えともぴったりだと思いました。
―タロアウトさんがデザインしてくださることで、より大切に長く使ってもらえる時計になると思います。そんな今回のコラボウォッチには、かわいらしいウサギのキャラクターがデザインされていますね。デザインに込めた想いを教えてください。
タロアウトさん:このキャラクターは、ラッキーバニーのラニーといいます。見つけるとラッキーになれると言われている、ラッキーなウサギ。この時計を着けていただく方に「きみ、ラッキーだよ!」と声をかけるような、見るたびに「わたしは、ラッキー!」と思ってもらえたらいいなと想いを込めています。僕も、友人に誘われていろんなことに挑戦するようになって、いろんな人と出会うことができました。また、新型コロナウイルスが流行し落ち込むことがあっても、ずっと憧れていたピアノに挑戦できたり、全てがラッキーに繋がっています。これを着ける人にも「いろいろあるけど、私はラッキーだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
―着けているだけで、前向きな気持ちになれそうですね!ベルト部分には「100%so lucky」の言葉も。もしかして、「ソーラー」とかけていますか?
タロアウトさん:気づいてくれましたか!そうなんです。Q&Q SmileSolarのソーラーとかけています。
―ステキなアイデア!キャッチーなカラーでカジュアルなファッションにもよく合いそうです。最後に、コラボウォッチを楽しみにされているお客さまへメッセージをお願いします。
タロアウトさん:もし落ち込むことがあれば、このコラボウォッチを思い出してください。「きっと大丈夫。あなたはラッキーだから!」そんな風に、あなたを元気付けてくれるはず。そして、お気に入りのお洋服と合わせていろんな場所へお出かけしてほしいです!
―ありがとうございます!たくさんの方にこのラッキーな時計を届けましょう!
おわりに
タロアウトさんがデザインしたコラボウォッチは12月1日発売。ぜひ、ゲットして、毎日ラッキーをプラスしてみてはいかがでしょう。